仁義なきゴミ捨てバトル 終戦と開戦
今回で3回目の「仁義なきゴミ捨てバトル」
とうとう犯人ロックオンです。厳しい対応をして反省をしてもらい、今後過ちを犯さないように指導とお願いをしました。
そして新たな戦いの予感です。
皆さんお待ちかね?の犯人確保のご報告
とうとう 長い闘いに終止符が打てるかもしれません
度重なる通知文を無視し
私を札幌市外まで何回も緊急出動させ
入居者さんや近隣住民の方、清掃局の方に迷惑をかけていた
指定不法投棄団「ゴミルール守れない組」の構成員を確保することができました。
またも近隣住民の方から不法ゴミが散乱していると通報
通報してくれたのは隣のアパートの入居者の男性です。
もう何回もお話をして現地で会ったりもしているのですっかり仲良くなってしまいました。(迷惑をかけているのにとても良い方でして・・)
今回は不法ゴミがまた大量にゴミかご内に残っているため、かごに入りきらないゴミが外に置かれたことにより、カラスの餌食になってごみが散乱していました。
連絡を頂いた時、私はニセコへ向かっていました・・
ニセコでの打ち合わせが終わり、札幌へ帰り清掃道具などをもって
そのまま某市の物件へ
真っ暗な夜9時くらいに不法ゴミをあさりながら片づけたのですが、、、
いつも同じコンビニやドラッグストアの袋そしていつもと違う証拠物の混入
例の如く直ぐ近くのコンビニとドラッグストアの袋に詰められたルール無用の不法ゴミ
「また同じ犯人だな・・・」
毎回分析しているのでゴミの内容物でほぼ同一人物だと確認できます
タバコの銘柄
シャンプー
お酒の空き缶
「今回も同じやつか・・」
「・・・!?」
ガス検針票並びに電気検針票を発見
お分かりかと思いますが、契約者の名前が記載しています
「・・・・・とうとう」
「・・・・・とうとう終わらせれる!」
「うっし!うっし!」と真っ暗なゴミ捨て場でガッツポーズをする私はさながら不審者の様相だったことでしょう
特定 警告文と請求書の送付 直接お話し
犯人は「未成年の学生さん」でした
予想通りでしたが、状況が悪化した時期の直前から入居した数名の一人
証拠品のコピー、今までの経緯と警告文、損害賠償請求書の3点を本人、連帯保証人、親権者(母親)へ郵送で送付
逃げ道のない内容と証拠品を添付した警告文はかなり強めの内容で送りました。
数日経って契約者の学生本人から連絡が来ました。
「ご迷惑をかけてすみません、反省しています、今後はルールを守るようにします」
「請求書のお金も払います、でも少し待ってください」
など反省したことと今後の改善に関しても自ら話してくれました。
18歳の学生さんにとってはちょっときつい経験だと思います。でもしっかりと対応してくれたと思いましたので、今後は絶対しないように、今後他の人がやったとしてもまずは君が疑われてしまうんだよ?疑われるようなことをしても得になる事は一つもないよ?ととお話をしました。
とてつもない「違和感」「不信感」
さて、実は私はこの結果に違和感を感じています。
気づいた方はいらっしゃいますか?
彼(彼女)は18歳の身ながら自ら当社に連絡をしてきて謝罪をしました。
私は本人(現地)、親権者(親、実家)、連帯保証人(親戚)の3名に郵送しているのです。
何故本人からの連絡が最初であり、かつ最後なのでしょうか?
本人に責任を取らせる、という意味では正しいのかもしれませんが、数万円というお金が発生するような事案を18歳の本人に任せるのが正しいのでしょうか?
私の子供はまだまだ小さいですが、自分の子供が今回のようなことになったらまずは自分が最初に管理会社に電話して謝罪し、その後子供に謝罪をさせて責任を取らせると思います。
驚くことに親からも親族の保証人からも一切連絡がありませんでした。
「まだ若い学生の身である契約者です、親御さん、保証人様にて一般常識等に関してもご指導、サポートをしてあげるようお願いします」と送付した書類に記載したのですがどちらも表に出てきませんでした、正直信じられません。
なんだか 無責任な大人が増えてきてるのかな?とさみしい気持ちになりました。
最近はモンスターペアレンツなんていいますが案外逆の対応で面喰いました。
「未成年なんで仕方ないじゃない!まだ子供なのよ!?」とか言ってきたら「そうですね、じゃあ親の貴方が責任取ってくれるのが筋ですよね?損害賠償請求の●万円を今すぐ払って下さい」なんて話してやろうくらいにシュミレーションをしていましたが全くの徒労に終わりました。
私の親父だったらまず1発本気でぶん殴られて、すぐに相手方に親父が謝罪をして、私は土下座させられたんじゃないかなと思います。母親も同じだと思います。
そんなことを考えていたら彼(彼女)が可哀そうになり
「損害賠償請求の分はある時でもいいし、分割でもいいから頑張って稼いで払ってね」
と言ってしまいました。
これで、本当に終わればいいな・・・・
そして新たなる戦い 「開戦」
人類の歴史は戦争の歴史とはよく言ったものです
平和な時代の小さな戦争 仁義なきゴミ捨てバトルはまだまだ続きそうです・・・・
第一部 完

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