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2020年03月10日
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新型コロナウイルスは不動産業界にどの様な影響をもたらすのか

新型コロナウイルスが全世界で猛威を奮っており、皆様もご存知の通り経済面においても世界的な規模で大きなダメージを与え続けています。比較的影響が少ないと考えられている不動産業界ですが実際にはどの様な影響があるのでしょうか?他業界の情報も含め考察していきます。

【2020.3.18追記】

本記事公開直後より数日で1万人を超える方に本記事を閲覧いただいており、世間でいかにコロナウイルスについて、不動産への影響について関心が高いかがわかりました。

本記事の内容は私が実際の業務において感じたことや現場の声を聞いた内容を記載していますが、専門家が発信する根拠のあるコメントではございませんので情報のお取り扱いにはご注意願います。

北海道では「観光業」「飲食業」への影響が非常に大きいと言われています。

北海道は御存知の通り観光業が大きく経済的比率を占める地方です。ましてはここ数年はアジア圏からの観光客(中国・韓国)がその多くを占め、札幌市の中心部では日々中国語や韓国語が飛び交う街になりました。いわゆるインバウンド需要であり、旅行客がもたらす経済効果は「観光業」→「旅館業」→「飲食業」と派生していくものと考えられます。さらに北海道知事、安倍総理からの「自粛要請」により、地元民の通常の需要すら冷え込み、眠らない街北の歓楽街「すすきの」ですら、閑散とした日々が続いております。知りあいやお取引先の社長などからお話をうかがいましたが、「本気でやばい」とのことでした。通常の半分以下の売上だと嘆く社長、半額なんてまだいいほうだよ!言う個人店のおオーナー様、ニュース映像では「いつ閉めようか(廃業)考えています」という方もいらっしゃいました。

昨晩のニュースではプレミアムホテルTUBAKIが4月まで全館休業されるとのこと。いかに観光客がもたらす経済効果が大きかったかということがわかります。なんとか地元民だけでも来てくれれば・・・そんな思いから各企業様も試行錯誤されているご様子。

お付き合いのある会社が運営している登別の旅館では「通常料金の半額」を打ち出し、道内在住の地元民を集客するキャンペーンを実施したそうです、結果として3月の週末は全部屋埋まったということで、売上として落ち込みは計り知れないですが、なんとか結果につながったようでした。

飲食店でもお持ち帰りやお弁当などでご自宅にて楽しんでいただくといった提案で売上を確保されている店舗さんもあるようです。

いずれにせよ、このコロナショックがいつまで続くのか、終わりの見えない不安が日本を支配しているのは事実です。

建設業界、不動産業界などに影響はあるのか?

では建設業や不動産業について考えてみます。

建設業は現在オリンピックの関係もあり、また北海道ではニセコの建築バブルもあるため好調な景気を保っていたような気がします。「コロナのせいで工事ができない」と直接的なことには繋がらないと思いますが、実は間接的に影響があり、今後の建設業界にも暗い闇を落とし始めています。

建設業の大きな打撃は「仕入れができない」です。お風呂や洗面台から壁紙、木材、鉄骨、様々な建築資材、設備がありますが、これを納品できないという事態が起こり始めています。納品ができないということは工事をすすめることができません。結果的に売上を創ることができません。

コロナの影響で貿易もスムーズには行かず、外国からの資材が来ないなどの事態も起こっているのでしょうか?某大手国内メーカーのトイレやお風呂も入らないと言っていました。

仕事があるのに人がいない!とある意味嬉しい悲鳴がよく聞かれた建設業界、ここにいたってはさらに材料が入らない!という究極の悩みが押し寄せてくる可能性があるそうです。

では不動産業界はどうでしょうか?不動産業界といってもそのジャンルは幅広く、大分類で売買、賃貸、管理などに別れます。

さらに住居、収益、事業用と種類も別れます。この中で最もコロナショックが大きいのは、、、賃貸や管理に分類される「民泊」「ゲストハウス」の類ではないかと思います。

この業態は所有している不動産や別の方からサブリースした物件でサービスを提供します。旅館やホテルと一緒です。利用者がいなければ経費の垂れ流しになってしまいます。一時期多くの民泊業者が生まれ、法整備とともに淘汰され、今はしっかりと経営管理できる業者さんが多くなってきているとはいえ、この終わりの見えないコロナショックで廃業される方も出てくるのではないでしょうか?

当社が主としている住居の売買仲介、収益物件の売買、管理に関しては今の所まだ大きく減少した、という感覚はありません。強いていうなれば売買物件のご案内予定がなくなった・賃貸管理物件への仲介業者様からの問い合わせが少し減った?(仲介業者店舗へ顧客があまり来ていないのかも?)といった程度です。

ですが、連日放送されるニュース、新聞記事を見ていてえも言われぬ不安で胸が締め付けられる思いになる時があります。

【2020.3.18追記】

人づてにすでに札幌市内中心部のインバウンド専門のホテルが数棟営業停止となり、破産になるという情報を聞きました。

やはり不動産業界の中ではインバウンド向けの事業であるホテル、民泊、ゲストハウスなどが高確率で限りなく0に近い売上大幅減という結果になっている模様です。

空室を別の用途に一時的に転用できないか模索したり、民泊事業に付随して行っていたサービス業務をさらに推し進めたりとなんとか売上につなげる企業努力をされている会社もでてきているとのことですが、現段階ではまだ大きな成果にはつながっていないとのことでした。

また、建築業界の影響から新築引渡しが遅れてしまった場合の損失を被る不動産会社もあるようです。設備が納品されず予定までに完成ができなくて顧客とトラブルになってしまうケースもあるそうです。

賃貸経営においても影響はあり、管理物件の空室への問い合わせも例年よりは確実に減っています。普段であればまだ積極的に動きのある時期(3月中旬)ですが、繁忙期が終わったのかな?といった雰囲気もあります。

なかなか明るい話題がない今日このごろですが、なんとか乗り越えていきましょう!

私は子供が3人いますが、上の二人は幼稚園児です。連日自宅待機で幼稚園にも行けず、長男は卒園式のみ登園ということで、お友達とは卒園式に会って最後となってしまう子もいるでしょう。今の時代、自宅にいてもネットやスマホ、ゲームなどたくさんやれることはありますが、やはり元気に外遊びをして疲れて夜ぐっすり眠る、そんな子供らしい毎日を過ごさせてあげたいなと毎日思います。

自宅の庭で雪遊びをさせたり、除雪を手伝わせる(遊んでる)などして少しでも身体を動かさせようとはしていますが、なんとなーくですが、本人たちも気づいていないストレスが溜まっているのではないかなと感じる今日この頃です。

いつまで続くのだろう、何故今年なんだろう、と思っていましたが、「中止かと思われた卒園式を見ることができる」「家族は罹患していない」「仕事も変わらず頂戴している」と感謝の気持を持ち、ポジティブに考え、この苦難を乗り越えていきたいと思います。

本当に大変な、歴史的事件だと思います。

様々な業種で経済的損失を抱えられた方々、そして何よりもコロナウイルスが原因でお亡くなりになった方、ご遺族の皆様が救われる政府の対策などが行われることを願っています。

忙しさにかまけ、コロナの影響も多少あり、未更新だったブログですがまた頑張って更新してまいります

こんな拙いブログですが、おかげさまで毎日たくさんの方にご覧いただけています。今後も不動産に関する情報や地域情報などを発信していきますのでどうぞ応援よろしくお願い致します!

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この記事を書いた人
野村 龍平 ノムラ リュウヘイ
野村 龍平
【宅地建物取引士・賃貸不動産経営管理士】不動産業界において、賃貸仲介、物件管理、売買仲介、リフォームとメインとなる業務の全てを経験してまいりました。 なにか一つに特化することも大事ですが、不動産業は「賃貸・売買・管理」の全てがつながっており、全てを経験しなくては真のプロになれないものと考えております。 不動産業を相対的に学んだことで他社にはできないアプローチ、ご提案ができることが私の強みであります。 また物件管理業務におきましては自身が賃貸物件を保有する大家として経験したこと、勉強したことを管理物件のオーナー様へ情報発信するよう日々心がけております。 自身の経験を活かし、お客様皆様に満足できる不動産取引をお約束致します。
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