住まい探しの方法 賃貸編 集計結果
今回のブログはアットホーム株式会社さんが初めて賃貸物件で一人暮らしをする方を対象にアンケート集計をしたデータを元にブログをしたためさせていただきました。
■現在の住まいを探した際に利用した方法を全て教えてください。
1位:スマートフォンで検索する 53.4%
2位:パソコンで検索する 50.9%
3位:不動産会社の店頭に掲載されている物件情報から探す 19.9%
4位:住みたい街の不動産会社を直接訪問し条件に合う物件を探してもらう 19.7%
4位以下:携帯電話で検索する・物件情報紙から検索する・知人に紹介してもらった不動産会社を訪問する・以前利用した不動産会社を直接訪問し条件に合う物件を探してもらう等
この順位は賃貸平均であり、若年層も含めた数値です。30歳以降に初めて独立をする方はスマートフォンではなくパソコンでの検索が1位となっていました。
やはり時代はスマートフォンですね。不動産会社の自社HPからポータルサイトまで手元ですぐに情報を見つけることができる時代となった結果でした。
札幌市の不動産会社においては3位の店頭の物件情報から探すはほとんど無いように感じます(個人的見解ですが)弊社も店頭に資料を掲載していましたが、特に反響もないので店内がよく見えるほうがお客様にとっても入りやすいのではないかと思い、店頭資料は全て撤廃した経緯があります(笑)
弊社は4位以下の知人に紹介、以前利用した(リピート利用)のお客様が多く、新規のお客様は不動産ポータルサイトや近くにお住まいの方が直接来店が多かったです。
やはり一見さんが不動産会社に部屋を探しに行くのは未だに抵抗があるのだと思います・・・
昔と比べると不動産業界もすっかり明るくキレイな業界になったと思うのですが・・・
■現在の住まいを探す際に困ったことを教えてください(フリーアナウス)
1位:物件情報がわかりにくい・少ない 17.3%
2位:良い物件が見つからない 13.5%
3位:経済的な問題 11.5%
4位:不動産会社とのトラブル 7.7%
などでした
1位の物件情報がわかりにくい、はなんとなく理解ができます。一番身近に見ることができるポータルサイトは情報が細分化され複雑になりがちです。お客様の為に詳細まで各種情報を掲載する仕様になってきていますが逆に細かすぎてわからない、見づらいなんて感じる方も多いように思います。情報が少ないと言うのは・・・今の時代あまりないように感じますが反面インターネットを利用しない世代の方や苦手な方にとっては逆に情報が少なくなっている傾向はありますね。情報誌も少なくなりましたし、新聞広告やチラシ、店舗図面なども昔よりも遥かに少なくなっているためだと思います。
2位の良い物件が見つからないですが・・・非常に主観的な意見になってしまうのでなんとも言えないですが、不動産はAさんにとっては素敵な物件でもBさんにとっては全然ダメな物件と感じることもあるのが不動産取引です。2位を回答した方のハードルが高いのか、たまたま時期的に良いものがなかったのか、提示された物件情報が的はずれだったのか、数が少なかったのか・・・
要因はお探しになられているご本人様の「ハードル」と対応した不動産会社の「提案力」にあるように感じます。
どんなに頑張ってもない時はないのも不動産なんですよね(汗)しかしながら諦めずに物件を探し続けるのが私達不動産会社の仕事です!
3位の経済的な問題、は要するに「お金」の問題ですよね。
契約する時の費用が高い、貯金が足りない、毎月の家賃が高い、様々な「高い」があります。
賃貸でも売買でもそうですが、いわゆる「掘り出しもの」というのはそうそうあるものではありません。
なぜなら不動産の家賃、販売価格は必ず「近隣の相場」から価格が算出されるからです。「掘り出し物」になりえる価格設定がされるのは幾つかのパターンがあります。
1つ目はあえて相場から外して競合力を高め、お客様に選んでもらうように設定をしているパターン。(たまにあります)
2つ目は家賃査定をしている不動産会社が少し無知(ごめんなさい・・)大家さんにこの価格で貸しましょう!と提案した家賃設定が相場より低く、それが通った場合(これもたまにあります)
3つ目はいわゆる「いわくつき」です。いわくつきと言っても全てが殺人事件や自殺物件などではありません。日当たりが悪いから。寒いから・暑いから・エレベーターの無い高層階だから。古いから。いわくつきとまでは言いませんが、マイナスポイントになる物がある場合は相場よりも安くなります。
要するに1.2の場合は本当に「掘り出し物」ですが、3はマイナスポイントをマイナスと捉えない、むしろ安くなって良い!と考えることができる人にとっての掘り出し物ということです。
夜の仕事で日中は家にいないから日当たりはいらない。むしろ寝れなくなるから暗いほうが良いという方もいます。
心霊現象とか全く信じてないからこんなに安いならココにしたい!という強者もたまにいます。(過去に経験があります)
お金の問題も考え方で少しカバーできる部分もあるということですね(笑)
契約時の初期費用に関しては、広告掲載されている情報で諦めるのはやめましょう。実際に決めたいとなった時に大家さんや管理会社さんに交渉をして後払いにしてもらったり、なくしてもらったりできる場合も多々あります。
仲介の担当者に相談をして、可能な限りご自分の予算に近づけるように交渉をしてもらいましょう。
4位の不動産会社とのトラブルですが・・
一体何があったんでしょう??
契約後、入居後にトラブルとなるのはわかりますが、探す際にトラブルが起きるなんて・・どんな不動産会社だったのでしょうか?(汗)
初期接客時、案内路においてトラブルになったことな見たことも聞いたこともありません。
弊社ではお客様へのご説明(契約内容、物件設備の説明、近隣環境等)をご案内時に詳しくお話をするように徹底をしています。
お客様が気になった物件では後からお客様が困らないように、物件の良い点悪い点を包み隠さずお話をする方針を貫いているため、お客様とのトラブルになったことは過去に一度もありません。
痒いところに手が届く用に、お客様も知らない、気づかない点をお伝えするようにしています。
また、同率4位に探し方・やり方がわからない というご意見もあったようです。
これはもう、とりあえず当社にご相談ください(笑)
■お客様が唯一最初にしなくてはならないこと
「相談すべき信頼できる不動産会社を探すこと」です。
HPを見て、スタッフの詳細やお客様の声、実績を調べてみたりブログを見てみたり。
会社の方針やスタッフさんの良さがわかる会社をさがして依頼をしてみましょう。
全国色んな土地で、そんな素敵な不動産会社はたくさんあります。私も日々参考にさせていただいています。
ポータルサイト上で物件を探して問い合わせをする場合は不動産会社をあまり選べませんが、物件→不動産会社ではなく、不動産会社→物件という方向にするだけで貴方の住まい探しはきっと素晴らしいものになるはずです。
大手ではなくても、お客様第一主義の素敵な会社さんはたくさんあります。
会社の規模が大きくても担当者レベルでサービスの品質が大きく変わります。
貴方の住まい探しのベストパートナーとなる担当さんを見つけると、必ず人生は豊かになります!
私達もそう思って頂ける会社、担当者になれるように日々精進して参ります。

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