新管理物件の引渡し は悲劇の始まり
お客様からのご紹介で新規管理となった物件の引渡しがありました。旧管理会社とアパートの空室を確認して行き説明を受けていたところ、その空室ではとんでもない事態が起きていました。
旧管理会社の担当者は全く気づいていません。なんてことでしょう。。。
空室4室→全て凍結破損発生
最初の一部屋に入り、室内を見回した際に目に入るキッチンの混合栓
レバーが下がったままでかつ下部の水抜きネジも開いていない。
まさかなーと思い触ってみると・・・
ガンガンに凍結してレバーが動きません。
これは、、と洗面台を見るとこちらもガンガンに凍結。
浴室の混合栓も、洗濯機吐水口も、トイレのタンク内も水溜りも全てガッチガチに凍結。
完全に水落としをしていない状況に唖然としました。。
これはもう給湯器も全て凍結&パンク破損してると断言できる
その他の部屋に進むと、、、
全部屋凍結! 担当者は顔面蒼白
野村「全部凍ってますね、、、多分給湯器も全てパンクしてますよ」
担当「水落とししたんですけど何故、、、」
野村「水抜き栓のボタンで水止めるだけじゃ水は抜けないんですよ、、全ての蛇口とか給湯器から抜いて不凍液も入れないと、、、」
担当「・・・・・・・・」
野村「管理の経験はないんですか?」
担当「半年前からやらされてて」
この担当者さんは空室の水落としの方法と重要さを知らなかったようです。
可哀想なことに上司からの指示もなく、経験もないのに管理を任されていた模様
ただ本当に可哀想なのは、管理経験のない担当者に物件を管理されて空室の全てが凍結事故を起こしているオーナーなんですけどね。
スタートからてんやわんやの管理スタート
早々にオーナーに連絡して状況の説明。
すぐに業者を手配して全部屋の解氷→通水→破損箇所確認
工事日決めて手配 ←今ここです
旧管理会社の代表は、こちらで工事したいと言ってきていますが無責任な管理をされている相手にお任せするのは嫌なので大変面倒な仕事ですが当社にて全て対応。
費用は旧管理会社持ちなのですが、業者からの見積もりは直で欲しいと、私の労力を全く考えない発言にはビックリしました。私は無償で動けと??(笑)
まぁ良いのですがとにかく1日でも早く繁忙期の今このタイミングで募集をしたく、当日のうちに販促スタートをしたところ。
まさかの初日1室申込!
なんという事でしょう
なんとありがたい事でしょう!
早々に1室が決まり、他の部屋も閲覧数や問い合わせ数を見ると繁忙期のうちに3/4くらいはなんとか決めれそうな雰囲気を感じます。
これはひとえに当社の提案賃料や契約条件を快く受け入れてくれたオーナーのおかげです。
条件を整えて
やるべき事を正確に迅速に進める事で空室は確実に決まります
このままの勢いで3月末までに満室に!
したいな…

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