自分は家を買えない・・悩んでいる方が意外に多い
自宅を購入したいけど、「年齢が50近いので無理だろう、、」「年収が低いから無理だろう、、」「シングルマザーでパートだし無理だろう、、」「持病があるから難しいと思う、、」「カードローンの借金がまだあるのだが、、」様々な理由から住宅ローンを使って自宅の購入を諦める、最初から購入を検討されない方が意外に多くいらっしゃいます。果たして本当に自分は住宅ローンが通らないのか?を考えるサポートをしております。
当社に相談があったケース
ある日当社のホームページをご覧頂いたお客様から、「自宅の購入について相談したい」とお電話を頂きました。
当社の販売物件への問い合わせではなく、様々な理由からご自分たちが住宅ローンが通らないと思うのだが、お話を聞いてもらえないでしょうか?といった内容のご相談でした。
奥様にご来社頂き、家族構成やご年収、購入希望のご予算などを伺ったところ、お客様が心配されているのは「世帯年収が低い」「夫婦揃って持病がある」という点でした。
低い金額であれば今の年収でも購入できる可能性はあるものの、持病があるため団体信用保険の利用ができないから住宅ローンが通らないのではないか?ということを悩まれていたそうです。
住宅ローンで必要な情報
住宅ローンは基本的に下記の点を審査して金融機関、保証会社が審査結果を出します。
・借入時の年齢
・年収(世帯)
・家族構成
・借入金の有無
借入時の年齢によって、何歳まで(何年)の住宅ローンが組めるか
年収からは借入金の返済額を計算して、「返済比率」というものを計算し、その枠内で収まるかどうか
契約者以外にも収入があるのか
他に借金や支払いが残っていないか
などを見て総合的に判断をします。
上記内容から金融機関の審査を通過できるのか?という点を事前に話し合いながら確認をしていくことが大事です。
団体信用保険に加入できる?できない?
結論から言うと、その可否については私達や銀行の担当者でも100%の答えは出せません。
ですが、事前に持病の内容や直近の体調(通院状況)などを確認し、可能性があるかどうかを判断することが可能です。
団体信用保険というものは各金融機関が複数の種類を取り扱っており、保証内容、審査基準も様々なため、持病があるからダメ!というわけではないからです。
過去に病歴があったとしても、もう何年も状態がよく、通院もしていないといったケースは問題なく加入ができることも多々あります。
嘘の申告をするのはもちろんNGですが、申込書で聞かれた内容に答える形ですので逆に言うと聞かれたことに回答し、その質問以上に深い答えはいらないという現実があります。
また「団体信用保険に入らないと住宅ローンが組めない」という風に思われている方がほとんどですが、実は団体信用保険の加入が必須ではない住宅ローンが世の中には存在するのです。
それが「フラット35」です。フラット35では団体信用保険の加入は義務ではないため、団信加入ができなかった方でも利用が可能です。
また、一般団信がダメだった方でも加入できるケースがある「ワイド団信」という加入条件を緩和した団体信用保険も存在します。
このように、お客様が「買えない理由」と思っていたものが、実は問題ないというケースが実際にあるため、まずはその不安を不動産会社に相談をすることをおすすめ致します。
当社のお客様のケースでは団信承認獲得!
上記でお話した当社にご相談を頂いたお客様は、難病指定の持病をお持ちの方でしたが、一般団信の承認を獲得することができました。ただ、ご不安を抱えるお客様が安心して購入に進めれるように下記の流れで話を進めていきました。
1:金融機関に事前申込をする
2:銀行担当者に団信についてお客様が不安を抱かれており、承認が降りるかどうか住宅ローンの本申込の前になんとか申込、審査を進めて頂けないかとお願いをする。
3:事前審査承認後、すぐに団信の申込をし、承認回答をいただく。
4:不安が全てなくなり、売買契約締結に進める
といった流れとなりました。
一般的に「物件を決める」→「事前審査承認」→「売買契約締結」→「本申込、団信申込」という流れになるのですが、売買契約締結前に団信の承認を得ることでお客様の負担を減らし、安心して売買契約に望める形をつくることができました。
同じようなお悩みはありませんか?
このように、事前にお客様がご相談をして頂き、一緒にどのように進めていくかを共有できたことによって、お客様は理想のお家を購入することができました。
お客様によって事情は様々ですので、どうしても購入ができないという方も確かにいらっしゃいます。
一方で「やり方を考えれば購入できたのに」というもったいない方もいらっしゃいます。
住宅ローンは年齢を重ねるごとに借入可能期間が少なくなってしまうため「もっと早く相談しておけば・・・」と後悔される方もいらっしゃると思います。
ご相談頂ければ、お客様の悩みを解消して差し上げることができるかもしれません。
まずはお気軽にご相談下さい!

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