株式会社スリーアール
10:00~18:00
水曜日
2019年06月18日
ブログ

大規模漏水の原因が判明

工事日当日
予定通り工事機材や材料が届き、職人さん達数名が待ち構えています。

事前に何日も準備をした工事計画が、とんだ結果に終わったのです。

⑴床下点検口の発見

嬉しい誤算がひとつ。
建築図面に記載がなく、点検口がない物件なのだ、床コンクリートをはつるしかない!という結果になっていたのですが、、

予定していた号室に入室。
正直かなりのお荷物が多く、床が見えないような状況でした。
荷物を掻き分け、冷蔵庫をズラすと…

なんと床下に入れる点検口があったのです!

これでコンクリートの削り作業はおそらく必要がなくなったと皆で安堵し、恐る恐る地下を覗いてみました。

⑵予想通りの水だまり

床下には大量の水が…

しかしおかしいのです。
吸水管からまずは漏れていません。
予想外に錆や腐食も少なく、意外な結果でした。

ですが、、、

今度は予想外に上階から菅を伝って大量の水が落ちてきています。

⑶衝撃の結果

今回の原因が判明しました。

1から5号室までの5系統ある給水管のうち2系統で同じことが起きていました。

該当する号室タイプの上階全ての部屋に立ち入り調査をしたところ…

なんと最上階の入居者さんが、本来使用しない、通常触ってはいけないバルブを全開に開いてしまっており、4階まで上がった水が全て水抜きされ、ただ流れしてしまっていたのです。

禁断のバルブを閉めると…
すぐに復旧しました…

⑷全業者さんが唖然

とんだ結末に、、、
その場にいた全員が唖然としました。
同時におおごとにならなくてよかったと皆で安堵しました。

該当の入居者2名に確認をしても
「そんなところ触ったこともない!」
との回答。

入居者さん以外にそのタイミングでバルブを開くことができないのですが、証拠もないので特に追求することはありませんでした。

⑸全20戸を断水にした事件は終了

約1週間に渡り全20戸を断水にした大惨事でしたがその終結はあっけないものでした。

オーナーはこれを期に配管の劣化状況もわかったし、、、

との事で費用もかかりましたがなんとか無事終わってよかったと言っていただけました。

事件開始より毎日物件に行って調査をしたり、入居者さんと話したりしていたので私と入居者さんのつながりは深くなりましたが…(笑)

なんだかしっくりこない漏水事故なのでした。

築古の物件で設計図や配管図面もなく、所有者が数名変わっており、従前の管理会社からの引き継ぎ内容も細かくない、そんな状況が今回の事件の早期解決の邪魔をしたように思えます。

オーナーさんは設計図や配管図面を大切に保管し、すぐに調べることができるようにしておくと良いです。

この記事を書いた人
野村 龍平 ノムラ リュウヘイ
野村 龍平
不動産業界において、賃貸仲介、物件管理、売買仲介、リフォームとメインとなる業務の全てを経験してまいりました。 なにか一つに特化することも大事ですが、不動産業は「賃貸・売買・管理」の全てがつながっており、全てを経験しなくては真のプロになれないものと考えております。 不動産業を相対的に学んだことで他社にはできないアプローチ、ご提案ができることが私の強みであります。 また物件管理業務におきましては自身が賃貸物件を保有する大家として経験したこと、勉強したことを管理物件のオーナー様へ情報発信するよう日々心がけております。 自信の経験を活かし、お客様皆様に満足できる不動産取引をお約束致します。
arrow_upward