貴方の不動産の「売られ方」を知る
シンプルでアピールポイントがあまりない内容でがっかりした。
そのような経験をされた売主さんがたくさんいらっしゃいます。
広告内容をチェックしましょう
依頼を受けた不動産会社は、規定の期間内に適切な方法で広告活動を開始なくてはなりません。
レインズへの登録、アットホームSUUMOへの登録、新聞折込などです。
ご自身の不動産がどのように売出しされているかをしっかりと確認しましょう。
ポータルサイトを開きご自身の不動産のエリアや駅名で絞り込み、どのようなアピールのされ方をしているのかを、チェックするのです。
当社では広告掲載後、売主様に掲載開始のご連絡を致しておりますが、特にアナウスのない会社も沢山あります。
セルフチェックを忘れないようにしてください。
担当者の「愛」と「熱意」が読み取れます
たくさんの広告を見ていると、担当者の物件への愛情や、早く売るぞ!と言う熱意を感じることができます。
箇条書きでポイントアピールしてる広告と、担当者の目線で感じたことや、提案していることが記載されているとでは検討者の食いつきも変わってきます。
スマホで撮影した写真が数点と間取り図のみと比べて、一眼レフで撮影し、様々な角度からの写真、周辺施設の写真などがコメントありで掲載されているのでは、検討者に伝わる情報量も違います。
広告の内容をチェックすることで、ご自身の不動産がたくさんの物件情報が掲載されるポータルサイトの中で埋もれていないかが分かるのです。
写真撮影にはなるべく協力することが好ましいです
居住中の物件の場合、売主様の家具がある状態での売出しとなります。
その為写真撮影NGという方もいらっしゃいますし、不動産会社側から勝手に察して内覧写真を載せないパターンもあります。
検討者は情報の中で写真情報を最も重要視します。
お住いの状態でも、撮影する箇所のみ机の上のものを片付け、整理整頓した状態で撮影をします。
乱雑な状態では逆効果になりますが、整理整頓された状態だと、空室状態よりも部屋に住むイメージが作りやすく、食指が動くパターンもあります。
インテリア雑誌なども、商品単品よりも、設置されたモデルルームの写真の方が購入したくなりませんか??
面倒ではありますが、写真撮影にはなるべく協力されることをお勧めいたします。
修正や要望もしっかりと伝えましょう
もっとこうしてほしいな!
この写真は少し暗く感じるからやめて欲しいな!
など、思ったことがあれば素直に伝えましょう。
売主様からの意見があると担当者としてもさらに気合が入るはずです。
私の事例ですが、マーケティング、コピーライティングについて勉強されていて、ご自身の事業でも実践されていたお客様の物件を担当させていただいた際に、売主様からの要望を宿題にさせてもらい、マーケティング、コピーライティングの本を購入し、熟読し、キャッチコピーなどをご提案した経験があります。
「長たらしい文章はいらない」
「これ気になる!見てみたい!って感じる記事を考えて!」「おもしろいやつが良いよ!」と言われました。
おもしろいやつ…固定観念に囚われていた私は悩みました。
その後20案ほどのキャッチコピーを提案し、「これだ!」と、ご納得いただいたコピーで掲載をしました。
比較的高額の物件でしてが、公開スタートよりかなりのアクセス、問い合わせをいただき、早期に販売でき、売主様ともとても気持ち良くお取引ができ、いい思い出として記憶に残っています。
ちなみにその時のコピーは
「売主は車を12台駐車していました」
「この土地 自由 可能性は無限 」
「なによりも土地を見てください。建物も案外悪くないですよ?」
築浅の中古戸建なのに建物のことを一切無視して土地の良さを前面に出したコピーでした。
まさに購入者の方はその土地の広さ形状、利用方法の自由さに惹かれたでした。
売主様からのご提案が良い結果を生む、こんな事もあるのです。
自社ホームページも確認
ポータルサイトは細かな決め事があり掲載にあたって自由度が低く、写真枚数なども制限があります。
反面自社ホームページであれば、自由度が高く、物件ごとの特徴を細かに表現できる場合がある為、ホームページの情報でおもしろく、細かく、広告をしているパターンもあります。
当社では「物件カタログ」と表現してポータルサイト上に詳細ページのURLを載せて誘導しています。
物件カタログ ←こんな感じです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ご自分の不動産がどのように情報公開されているのか確認する事で適切に情報公開されているのか確認ができたり、担当者のやる気を確認することができます。
是非一度確認してみてください。

関連した記事を読む
- 2023/05/02
- 2023/04/12
- 2023/02/17
- 2023/02/07