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2019年07月16日
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賃貸か購入か 徹底比較してみました

賃貸がよいか、購入が良いか、誰しもが考えることであり、我々もよく相談される質問内容です。いつの時代でもこれは、住まいを決める際の大きなテーマであります。

双方の比較をおこなうと様々なメリット・デメリットがあり、結果的にどちらが良いかという確定的な答えは出ません。なぜならば個人個人のライフスタイルや将来設計により大きく変化するからです。

今日はそんな賃貸VS購入についてお話をします。

「賃貸」か「購入」か現状の考え方とは?

住宅を購入する場合、全額を現金で支払える人はそう多くありません。住宅ローンを利用して購入費に充てるケースがほとんどであり、現実には家を賃貸するか購入するかではなく、家を借りるかお金を借りるかの選択となっていると言えます。

それでは単純に今現在賃貸に住んでいる方は毎月のランニングコストと購入時のランニングコストを比較するところからスタートしてみましょう。

現在家賃6万円を支払っている方の場合、同じく支払額6万円で想定した場合約2,230万円程の住宅ローンの借入が可能です。(借入期間35年 変動金利 当初0.7%の場合)

ということはすごく単純に計算すると2,200万円以内の物件を購入した場合、賃貸で同額を支払っていくよりもお得?と考えてしまいますが、実際には購入後の固定資産税、設備の維持管理費などにお金がかかりますので残念ながら賃貸よりも得とは言えません。ですが、購入の場合支払いが終わった時に土地、建物が「資産」として残るという利点があります。

そう考えると一概に購入のほうがお金がかかるし、損しているのではないか?とも言えないのです。どちらともメリットとデメリットがあり、自分、家族にとってどちらの選択にメリット、現実味があるかを考えることが重要です。

賃貸物件の場合のメリットとデメリット

【メリット】

・気軽に暮らせる、気軽に引越しができる

・新しい設備やデザインを楽しめる

・身動きが取りやすい(転勤、転入など)

・住宅ローン支払いの重圧がない

・立地や間取りが多彩に選べる

・契約時の費用が安く収まる

【デメリット】

・資産にならない

・老後が不安

・社会的信用にならない

・自由に使えない、手を加えられない

・他入居者とのトラブルがある

ある機関のアンケート結果では以上のような結果が出ています。賃貸の特徴としては「気軽さ」や「費用が安い」などがメリットな反面、「資産にならない」、「社会的信用にならない」「老後の不安」など金銭面以外のデメリットも多く見られます

賃貸物件の場合、高齢になるにつれて希望の条件でお部屋を借りることができなくなる傾向にあります。収入が年金のみとなった場合、支払いできる賃料が低くなってしまうため、グレードの低い、築古の物件でなくては契約ができないといった制限が付きやすくなります。そういった事情から老後の不安につながっていると考えられます。

また、孤独死のリスクや保証人の不在を理由に入居を断られるケースが多く見受けられます。

購入の場合のメリットとデメリット

【メリット】

・資産になる

・社会的信用になる

・自由に使える

・自分だけの土地、建物(戸建ての場合)

・老後の安心につながる

・子供に資産を残せる可能性がある

【デメリット】

・簡単に引越しはできない

・終の棲家として考えてしまう

・長期の支払い債務を背負う

・突然の修繕に対する不安がある

・税金の支払いが発生する

・建売や区分の場合、間取りや設備は基本選べない

購入の場合は、メリットとして一番は「資産になる」「老後の安心」「自由に使える」といった面がポイントとなります。支払いは長くつづき、保有期間に税金の支払いもあり金銭支払面では賃貸に負けてしまいますが、最終結果的に土地建物が資産として残るため、売却して老後の資金として考えれたり、修繕をして終の棲家として不安なく住み続けることができるというのが一番のメリットと考えられます。

デメリットとしては賃貸のように「気軽に引越しができない」、「支払債務への不安」「税金の支払い」など金銭面での不満が主となります。反面金銭面以外で、「社会的信用」「子供達が自由に住める」など損得以外の部分がメリットとして注目されています。

自分の状況に見合った住まい選びが最終結論

生活環境が変化した場合、それに応じてすぐに引っ越すことができるということが賃貸を選択した場合の大きなメリットといえます。

転勤の多い会社員や公務員の方や家族構成に変化が考えられる人(離婚や別居、死別など)にはとても好都合と言えます。

しかし賃貸住宅には前述したように高齢者となった場合の不安がついてまわります。そしてそれは定年後に住宅ローンを残した場合にも、全く同じことがいえるのです。

したがってどちらを選ぶかは、ケースバイケースと言えます。単純に金銭面での損得を考えた場合、どう考えても賃貸物件の支払い額のほうが少なくなりますが、金銭的な損得以上に大事なものもあることを踏まえて、選択をされることをオススメしています。

賃貸物件を選択する場合に考えることは、お一人またはご夫婦お二人の場合、十分な預貯金があるのか?なにかあった場合に自身の世帯の後継者がいるのか?をしっかりと考えることが重要です。

購入を選択すr場合に考えることは

長期の住宅ローンを組んでも定年前に支払いが終わる年齢での購入であれば、老後の不安は少なくなるでしょう。

ローンさえ完済すれば価格相場が下がっても売却自体に問題はなく、家族構成の変化所有物件が広すぎる状況になった場合でも、小さな物件やマンションへの買換え、賃貸物件や高齢者専用住宅などに移り住むなど、どちらも選択ができるようになります。。

購入の場合は資産としての活用も可能となるため、投資用不動産として運用を行えば、年金の他に収入源が得られ、生活費に余裕を持たせることも可能となるということも覚えておくと良いでしょう。しかしこれらはすべて、リタイア前にローンを払い終わっていることが前提となるため、定年退職後も支払期間が残っている場合には、早めの繰り上げ返済を行なうなどしてローン完済を早める努力をされると良いでしょう。

早めに計画することで「終の棲家」を確保する

今後さらなる高齢化社会になると予想されている日本で、その時に安心して生活できる環境作りこそが賃貸か購入かを決めるにあたり最も熟考しなくてはならない根拠ではないでしょうか?

まだまだ先のことだと達観せず、老後の生活設計を考えることでこの究極の選択に答えが出せるものではないかと思います。これを期にご自身の老後住居の安定性、考えてみませんか?

この記事を書いた人
野村 龍平 ノムラ リュウヘイ
野村 龍平
不動産業界において、賃貸仲介、物件管理、売買仲介、リフォームとメインとなる業務の全てを経験してまいりました。 なにか一つに特化することも大事ですが、不動産業は「賃貸・売買・管理」の全てがつながっており、全てを経験しなくては真のプロになれないものと考えております。 不動産業を相対的に学んだことで他社にはできないアプローチ、ご提案ができることが私の強みであります。 また物件管理業務におきましては自身が賃貸物件を保有する大家として経験したこと、勉強したことを管理物件のオーナー様へ情報発信するよう日々心がけております。 自身の経験を活かし、お客様皆様に満足できる不動産取引をお約束致します。
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