台所の手元灯が外れた?大家さんがDIYで費用を抑える簡単修理方法
【自ら動く賃貸経営のススメ】先日管理物件の一部屋で入居者さんから台所の手元灯が外れてしまった!と連絡がありました。業者に頼まず自ら直す!の気持ちでいつもの作業に行ってきました。
入居者さんからの相談の電話
手元灯が外れてしまったとのこと。
手元灯とは、キッチンの吊り戸棚の下部に備え付けられたり、正面の壁に備え付けられた照明器具のことです。
今回のパターンは吊り戸棚の真下にビス止めされたものでした。
どうやら当社で管理をお預かりする前の管理会社さんの時に複数回補修をしていたようなのですが、もうビス穴が死んでいて、ビスも回らないし、ぷらぷらして今にも落ちそうです!との事でした。
訪問日時を決めて現地に対応します
過去の補修では、何かを直すのではなく、取り付け位置をずらし、ビス穴を変えるという対応をしていたようで、照明を外すと複数の穴が…汗
確かに穴が広がりほぼビスが効いていません。というか、落ちています(笑)
恐らくそうであろうと考えいた私はよくブログでも紹介する「ボードアンカー 」とドライバーを持って現地に向かいました。
予想は的中!ボードアンカー は本当に役にたつ!
3箇所の死んでしまった穴に短めのボードアンカー を打ち込み、既存のビスで締めていきます。
はい!がっちり固定されました!
発想の転換と言うのでしょうか?
石膏ボードではなく吊り戸棚の底板ですが問題なく補修できました。
「こんな簡単に直るの〜⁉︎何年もグラグラしてたのにバカみたいですね〜(笑)」
お客さんも納得の完成度!
とても喜んでいただけました!
かなり万能!ボードアンカー !
原状回復で壁紙を張り替えるたびにカーテンレールやペーパーロール、タオルかけ、手元灯などを職人さんが外して作業し、復元をしていきます。
2.3回と続けていくと大体どの穴もダメになってくることがほとんどです。
特に重量のあるカーテンレールはダメになるのが早いです。
職人さんは原価がかかるうえに、一手間が増えるせいか、自発的にはボードアンカー を使用してくれない方が多いと感じます。
内装が綺麗になったのに、入居してすぐに器具が外れそう、外れたとクレームが入り対応する手間を考えると、最初から指示してつけてもらうとより効率的かつ顧客満足も向上すると思います。
数百円で買えますし、ドライバー1つで取り付けもできますので原状回復の際には積極的に利用していきましょう!

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