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「仲介」と「買取」は何が違うのか?オススメはどっちなのか?
カテゴリ:不動産売却・査定  / 投稿日付:2024/04/11 13:58

どちらの方がベネフィットがありますか?

皆さんは不動産の売却には「仲介売却」と「買取」2種類の方法があるのをご存知でしょうか?

不動産を売るという事は同じですが、双方にメリット・デメリットがあり、売主さんの売却理由やご都合によって選択をする形になります。

2つの売却方法について簡単に説明をしていきましょう。


不動産売却の種類と内容

①仲介売却
売主さんが不動産業者に依頼をし、購入者を見つけて契約の仲介をするという形式です。
一般的な不動産売却のほとんどがこちらであり、依頼を受けた不動産業者は幅広く物件情報を拡散させ、購入者を集う販売活動を行います。急ぎ売却する必要がない、少しでも高く売却したいといったケースの場合こちらを選択されることをオススメします。

②不動産買取
売主さんから直接不動産会社が不動産を購入する「買取」という形式です。
不動産業者は購入した不動産を商品化(造成やリフォーム、リノベーション等)をし、自社利益を加えて再販売をする形になります。
急ぎ現金化したい、時間をかけたくない、などのご事情がある場合はこちらを選択されるケースが多いです。



仲介と買取のメリットとデメリット


■仲介のメリット
・相場価格又は相場よりも高く売却ができる可能性がある
・買取よりも高い金額で売却ができる

■仲介のデメリット
・短期間の売却は難しい 
一般的に3ヶ月から6ヶ月ほどの期間を想定して販売活動を行います。買主の住宅ローン審査を待ったり、契約手続きの日程調整
で時間がかかってしまうことも多々あります

・売却後に購入者との間でトラブルが起こる場合がある 
担当不動産業者がフォローをしますが、嫌な気持ちになってしまう可能性も

・空室でない場合、内覧に対応する手間や時間がかかる
内見希望者が現れる度に連絡が来て自宅待機、掃除などの対応が必要となる、買主と対面で話をする事がある

・周りに知られず売却するのは難しい
幅広く広告活動を行い購入希望者を集うため、近隣の方に売却をしていることを知られてします

・仲介手数料が発生する
販売価格に応じて規定の仲介手数料が発生する

■買取売却のメリット
・売却期間が短い
不動産業者が直接購入をするため、不動産業者が買取査定価格を算出し、売主がその価格に応じれば契約し決済後に引き渡しをして完了となります。(状況にもよりますが1から2週間で現金化することも可能です)

・売主は一切の責任を負わないため、売却後のトラブルがない

不動産業者が買主の場合、売主は引渡し後の責任が免責となります(そうでない物件もある可能性もあるので都度確認して下さい)

・スケジュールが明確なため、住替えの場合などは売主の都合に合わせて売却ができる
自宅を売却して新居を購入する住替えの場合は売主の転居タイミングに合わせて売却ができる、早期で売却価格が確定するため次の住宅を購入するための資金を把握することができるというメリットがある

・内覧対応が不要、建物の修繕や清掃などの費用も不要となる

基本的にそのままの状態で買い受ける形となりますので売主は転居するだけ(荷物を無くすだけ)でOKです

・近所に知られず売却ができる
広告が出ないため自身が転居するまで近隣には売却を知られることはありません

■買取売却のデメリット
・売却価格が相場よりも安くなってしまう
一般的に相場価格の6割~7割程度になるケースが多いです。
買主である不動産会社は、商品化する不動産に付加価値をつけるために様々な費用を投資したり、購入時の各種費用などが発生し、そ更に自社の利益が出るように販売をしなくてはなりません。その分相場価格より安く購入をしなくてはならないからです。

・買取ができないケースもある
再建築不可の土地であったり、不動産商品として購入者がほぼ存在しないエリアなどでは不動産会社から買取を断られるケースがあります。


仲介と買取、どっちのほうがオススメなのか?


これに関しては答えを出せるのは売主さんご本人しかいません。
不動産売却は様々なケース、理由がありますので一概にどちらが良いという答えを出すことはできません。

最もシンプルにわかりやすい答えは1つです。

「高く売りたいか・安くなってもすぐ売りたいか」

のどちらかが指標となります。

お客様にとってどちらのほうがベネフィットを得ることができるのか?

ということです。

1ヶ月以内に自宅を売却して、高齢者施設に入居をしたい
1ヶ月以内に自宅を売却して、離婚をしたい
相続した実家を売りたいが長期化させたくないし、手続きも面倒なのですぐに現金化して終わらせたい
こういったケースの場合は買取売却が適しています。

特に急ぎではなく、時間がかかってもよいので少しでも高く売れる方が良い
空室の実家を売りたいが特に急いでいない、近くに住んでいるので常に物件の管理もできる
売却が決まったら賃貸に引っ越すので慌てなくて良い、少しでも高く売れるほうがよい
こういったケースの場合は仲介売却が適しています。

いかがでしたでしょうか?
以上が仲介売却と買取売却の違いになります。


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